入職のきっかけは何ですか？

結婚を機に塩尻市に住むことになりました。将来的に子どもができたときも仕事が続けられる職場がいいなと探したところ、桔梗ヶ原病院に託児所があるということでした。塩尻市で託児所が隣接している病院はほとんどなかったので決めました。また、患者さんと接する機会の多い病棟勤務がよかったのでそれも希望しました。

仕事と子育ての両立はできていますか？

今1歳3カ月の子どもがいますが、託児所があるから成り立っている側面はあります。復帰してまだ3カ月くらいなので少し大変なところもありますが、何とか頑張っています。未就学児までは預けて見てもらえるので、安心して働けています。

育休明け最初の1週間は勤務時間を半日にしてもらったり、その後も朝の出勤の時間をずらしてもらったりしています。病院側と相談し、配慮してもらいながら仕事ができる環境にしていただいています。また、今まさに子育て中であったり、子育て経験のある方が多いので、子どもの具合が悪くなったりした時などの急な対応にも融通を利かせてもらってとてもありがたいです。

仕事内容は？

回復期の患者さんを主に担当しています。脳卒中後の方や骨折などの方が多いです。急性期を終えて、家に帰るためのリハビリをするような病棟になります。看護の仕事としては患者さんの状態の観察、薬の管理、清潔ケア、お風呂に入るときの介助やオムツ交換、薬を自分で管理されている方がちゃんとできているかなど様々です。何か変わったことがあれば先生に確認し、指示をもらいます。そして検査や処置などの対応をしていきます。

患者さんの中にはだんだん動けるようになってくることで転倒してしまったり、自分はできると思っていてもなかなか体がついていかなかったりというところがあります。患者さんの状態に合わせて関わっていかないといけません。そこは特に注意して仕事をしています。制限があることによって寝たきりになってしまうと認知症が進んでしまったり、身体機能が伸びなかったりします。バランスを見ながら進めていかないと退院することができないので気を付けています。